Julia の Language server を Vim でうごかす その2

以前、こういう記事を書きました。

machakann.hatenablog.com

しかし、準備が煩雑、必要なパッケージをグローバルにインストールしなければならないなど不満が多くありました。なので、これらの不満を解決するべく必要な設定やソースコードを一つの Vim plugin にまとめました。

GitHub - machakann/vim-lsp-julia: The Julia programming language support for vim-lsp using LanguageServer.jl

必要な準備は julia コマンドにパスを通すこと、vim-lsp をインストールすることぐらいです。詳しくは vim-lsp-julia のREADME かドキュメントを読んでください。

注意としてはおそらく最初の起動時にはサーバーの準備ができるまでかなり時間がかかります。私のノートPCだと 20~30 分かかったような…?ほとんどは SymbolServer.jl がキャッシュを作るのにかかっていると思われます。なのでインストールしているパッケージの数にもよると思います。将来的にはよくなるかもしれません。

g:lsp_julia_depot_path 変数にパスを設定することでコンパイルキャッシュやログを外に切り出せるようにしたんですけど、肝心の SymbolServer.jl のキャッシュ (作成に時間がかかる) をまだ外に出せないので中途半端な感じです。これも将来的には解決できそうです。