UD デジタル教科書体
Windows update done. 楽しみにしていた UD デジタル教科書体に等幅があると知ったので喜び勇んで Vim の 'guifontwide'
オプションに設定してみました。いい…。
Vim script 用のオムニ補完プラグインの仕様を少し変えました
ちょっと前に書いた Vim script 用のオムニ補完プラグイン vim-Verdin の仕様を変えました。以前は設定用の変数は
let g:Verdin_fuzzymatch = 1
のように g:Verdin_name
の書式だったのですが、 g:Verdin#name
に変えました。つまり、今はこのように書きます。
let g:Verdin#fuzzymatch = 1
もし、使っていた方がいたら書き換えてください。新しい方の #
区切りの変数はオートロード変数といって、値を参照しようとすると対応するファイルを読み込んでくれます。新しい設定変数を扱うのに都合がよかったので、いい機会だと思って統一しました。
これに際して、これらの変数を定義しているファイル (autoload/Verdin.vim
) を軽量化しました。具体的には最低限必要な変数と関数名の定義だけするようにして、処理の中身をよそのファイルに移しました。これで、 vimrc から変数を参照しても起動時間にあまり影響しないと思います。ただし、そもそも設定変数を使っていない人には当然影響はありません。
(2017/09/04 追記)
あと、あいまいマッチ (fuzzy match) 機能はデフォルトで有効になりました。上記の設定をする必要は今はないです。
オートロード変数はとても便利なんですけど、グローバルな g:foo#bar
はあっても b:foo#bar
は定義できないので、バッファローカルな設定に対応しようとすると b:foo_bar
にせざるを得ないのだけ気持ちが悪いです…。
Vim script 用のオムニ補完関数を書きました
今のところ pure Vim script ですけど思ったよりも戦えている、という感触です。Fuzzy matching はちょっと重いような気もします。正直に言えば、 Vim script は <C-x><C-v>
と 単語補完 <C-n>/<C-p>
があればだいたい大丈夫なので、まあ便利かどうかは微妙なんですけど書くのはかなり楽しかったです。メンバ補完は無理。
おまけというかむしろメインなんですけど Vim plugin の help 書くときに英単語補完とタグ補完ができます。これはなかなか便利な感じ。
(2017/9/1: 英単語補完はなんか違うな、と思ってやめました)
もともと julialang 用のオムニ補完関数を書いてたんですけど、いろいろ使いまわせそう、と思ったらいつの間にかできてました。肝心の julia 用のはせっかくだから julia に処理を投げようか、と書き直すことにしました。 Vim に if_julia
欲しい。これからちょっと忙しくなるから完成しないかも。
「けものフレンズ」っぽい Vim カラースキーマをかいたよ!
やったー!
machakann/vim-colorscheme-kemonofriends
きのうあのやまからふきだしたんだよ!まだまわりがきらきらしてるでしょ!!
あなたサンドスターあんまりすきじゃないけものなんだね
let g:colorscheme_kemonofriends_sandstar_active = 0
vimhelplint のエラー7番を廃止しました
どうやら約一年前くらいになるのですが、 Vim プラグインのヘルプ用の lint を書きました。Vim プラグインを書き、ちゃんとヘルプまで書く人に向けて作られたかなりニッチなツールです。
これを久々に更新、といいますか一つエラーを廃止しました。廃止したのは次のように書かれたオプション名を検出するエラー7です。
('option' ...
クオーテーションの前に (
などの記号がある場合、以前の Vim だと 'iskeyword'
オプションの関係で 'option'
ではなく ('option'
としてタグジャンプしようとして失敗していました。このため、クオーテーションの前に空白を入れるように促していたのですが、どうやら Vim 本体の方に手をいれて問題を解決したらしいです。
「('isident' 参照)」でK →「残念ですが ('isident' にはヘルプがありません」 · Issue #10 · vim-jp/vimdoc-ja-working
これから書かれるヘルプについてはもう考慮しない方がいいと思いますので廃止します。
sandwich.vim に Emmet 的なふるまいを追加しました
先日、 sandwich.vim に HTML 式のタグで囲むレシピを追加しました。これに関して Emmet の省略記法を使えないか、という要望が来たのでちょっとやってみました。 Emmet 的なふるまい、とは言っても実際にサポートしているのは Emmet の機能のごくごく一部で、要するに三つの Attribute operators だけです。
operator | 省略記法 | 展開後 |
---|---|---|
id | div#id1 |
<div id="id1"></div> |
class | div.class1 |
<div class="class1"></div> |
custom attributes | div[attr=value] |
<div attr="value"></div> |
これだけなのでレキサーとパーサーもあんまり複雑にならず書いてて楽しかった。