2019-01-01から1年間の記事一覧

Julia 言語の丸め関数

Julia 言語の丸め関数についてまとめました。 丸め関数 floor, ceil, trunc, round があります。 trunc(x) 原点 0 へ向かう方向に最も近い整数へと丸めます。 trunc(-1.1) == -1.0 trunc(-0.9) == -0.0 trunc( 0.9) == 0.0 trunc( 1.1) == 1.0 ceil(x) 小数…

肥大した $HOME/.julia を整理する

Julia の REPL を立ち上げる ] キーを押して Pkg REPL モードに入る gc と入力して Enter つまり、REPL を立ち上げて ]gc<Enter> 。簡単ですね! 必要なくなったバージョンのパッケージリポジトリのコピー (たぶん $HOME/.julia/packages/{package name}/ 以下にあ</enter>…

vim-sandwich で関数を消す

Vim

Vim の話です。 vim-sandwich というプラグインを以前書きまして、これを更新したよ、というのがこの記事の内容です。 これは何? ざっくりといえば、vim-surround クローンであり、おおよそ対応する機能を持っています。つまり、テキストオブジェクトを括弧…

vim-swap で関数の引数を並べ替える

Vim

Vim の話です。 vim-swap というプラグインを以前書きまして、これを更新したよ、というのがこの記事の内容です。 これは何? もっとも代表的な用途は、関数の引数のようなコンマで区切られたテキストの順番を入れ替える、というものです。例えば、次のよう…

Vim で Unicode 記号の入力補完をする

Julia 言語の特徴の一つとして広範な Unicode 記号を識別子として使える、というものがあります。その有用性について最初は懐疑的だったのですが、一度使ってしまうともう戻れなくなりました。過去のコードが mu だの theta だの phi だので埋め尽くされてい…

Julia の Language server を Vim でうごかす

※ --- 2020/1/21 追記 --- その2を書きました。 Julia の Language server を Vim でうごかす その2 - 書いたものなど ※ --- 2020/1/21 追記ここまで --- やっと、 LanguageServer.jl を動かせるようになったのでまとめます。将来はもっと簡単になると思い…

Julia で Grass-Fire algorithm を書く

なんの因果か最近は画像をぐりぐりしています。 画像の明るい点を検知してその重心位置を求める必要ができたのですが、考えてみるとなかなか難しい。いろいろ調べてみるとどうやらこういうのは BLOB (Binary Large OBject) detection というらしいです。厳密…